日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 1N25
会議情報

ペロブスカイト酸化物におけるプロトン伝導
*加藤 順信柿沼 勝良山村 博
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
プロトン伝導体であるBa(Ce1-xMx)O3-δ系試料(M=Y,In,Yb)についてプロトン伝導の支配因子の検討を行った。H2Oは双極子を持つため誘電率に変化を及ぼすと考えられるため乾燥アルゴン中とプロトン伝導が出現する湿潤アルゴン中において誘電測定を行った。その結果、乾燥アルゴン中に出現した(MCe’―VO・・)と考えられるデバイ型緩和が湿潤アルゴン中では衰退した。これは、H2Oの酸素が酸素欠陥に入り込み、双極子を相殺するように作用したと理解できる。ここで酸素と切り離されたプロトンが、伝導に寄与し、湿潤アルゴン中で顕著に現れたと考えられる。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2007
前の記事 次の記事
feedback
Top