抄録
蛍光体は照明をはじめとする様々な用途に用いられ、我々の生活に必要不可欠なものとなっている。証明には輝度や材料としての寿命に加えて演色性などが求められており、これらの条件を満たす蛍光体の候補として、2価のユーロピウムイオンの電子励起・緩和過程を利用したものが挙げられる。A3MgSi2O8(A: Ba, Sr, Ca)の化学組成をもつ結晶をホスト材料として用いた際のEu2+のフォトルミネッセンス特性を調査した。本研究は当該結晶の構造に関する議論に加え、その発光特性を結晶構造の観点から説明付けるものである。