日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 2B18
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セラミックスの低環境負荷プロセス
*川崎 真司
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抄録
セラミックス製品は、種々の工程を経て製造される。焼成は、高温かつ長時間工程のため、燃料を多量に消費し、成形で使用される有機バインダーは、その分解ガスを無害化するために、余分なエネルギー投入を必要とする。このように、現在のセラミックス製造プロセスは高環境負荷なプロセスと言わざるを得ない。日本ガイシと産業技術総合研究所は、セラミックス製造プロセスの環境負荷低減に寄与する基盤技術開発を目指し、共同研究を進めてきた。当日は、有機バインダー低減を目指した押出成形用無機バインダー技術の開発、および焼成工程の消費エネルギー低減を目指した焼成レスおよび低温焼成無機粒子の開発について報告する。
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©  日本セラミックス協会 2007
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