抄録
半導体ナノ粒子は、新規発光材料として様々な分野への応用が期待されている。我々はこれまでに、高い発光効率(>65%)を持つ水溶性CdTeナノ粒子を作製し、さまざまな形態のガラスマトリックス中に発光効率を保ったまま分散させる方法を開発してきた。しかしCdTeでは青色が出せないので、セレン化亜鉛をベースとした青色発光ナノ粒子を作製した。また、Cdフリーのナノ粒子 の作製にも成功した。今回はさらに、これらのナノ粒子の励起子の波動関数およびエネルギー準位を計算した。その結果を実験と比較し、ナノ粒子の構造と光特性の関係について検討した。