日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 2P1-08
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M2+-置換型γアルミナの相転移および微構造変化に及ぼす陽イオンドーパント効果
*小? 篤志山口 朋浩藤田 隆之樽田 誠一北島 圀夫
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抄録
γアルミナの相転移と高温での微構造発達に及ぼす2価陽イオンのドーパント(0.1~0.5 mol%)効果を研究した。ドープした陽イオン(Mg, Ca, Sr, Mn, Co, Ni, Cu, Zn)は多核ヒドロキソアルミニウム錯体溶液を用いるゾルーゲル法でγアルミナの欠陥スピネル型格子に置換された。ドーパントはγアルミナの単一相生成を促すとともに,Cu系の高濃度領域を除きα化転移を遅延させ,転移温度とドーパントイオン半径との間には相関関係が見出された。1673Kでのαアルミナの平均粒子径とドーパントイオン半径との間にも,Cu及びMn系を除外すると比較的良い相関関係が見出された。
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©  日本セラミックス協会 2007
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