日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 3O01
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チタニア結晶化ガラスの光触媒能 (2)
*町田 史子嶺重 温小舟 正文矢澤 哲夫
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抄録
 今日、光触媒は粉末状光触媒と膜状光触媒が主流となっているが、これらは回収・分離が困難であることや、処理中に剥離すること、比表面積が小さいこと等の問題点があげられる。また、様々な用途に合わせて成型することも難しい。そこで、これまでの研究で、光触媒を多孔質ガラスに担持させた新規光触媒材料を創製し、これらの問題を解決してきた。本研究では、これまでの組成にNaを加えたもの、もしくはSiO2を増量したものを作製し、軟化点や作業温度範囲を操作することで成形性の向上を試みた。作製した試料の諸特性を調べ、低圧水銀ランプ(10W)照射下、メチレンブルー水溶液の分解量からその光触媒能を評価した。
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©  日本セラミックス協会 2007
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