日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2008年年会講演予稿集
セッションID: 3D12
会議情報

Et2O-NaOH(aq)二相溶液処理による有機-無機ハイブリッドポリシロキサンガラスの作製
*山本 瑛彬徳田 陽明高橋 雅英横尾 俊信
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

様々な極性溶媒を用いてポリシロキサンゲルを後処理することにより有機-無機ハイブリッドガラスを作製した。極性溶媒としてacetoneを使用した場合、軟化温度が最も高く、acetonitrileを使用した場合、極性溶媒処理を行わずに得たガラスとほぼ同じであった。一方、EtOHを用いた場合、最も低い軟化温度を示した。これはSi-OH + EtOH → Si-OEt + H2Oで表されるエステル化反応のために、十分重合が進まなかったためと考えた。

著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2008
前の記事 次の記事
feedback
Top