日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 2P093
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精密球状人工骨ユニットを作るハイドロキャスティング法の詳細
*寺岡 啓加藤 且也
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抄録
任意形状、意図的気孔形状、完全連通孔をもつ、リン酸カルシウム製多孔質セラミックスを、微小ユニットの集積により製造する「モザイク多孔体製造プロセス」を提案している。これまで、球状ユニットの集積により上記コンセプトの実証を試みてきたが、ユニット形状精度がユニット集積体の形状、及びユニット間隙構造の再現性に影響を与えることがわかった。本発表では、上記をふまえて開発した、水酸アパタイト製球状ユニットの高精度製造法に関して報告する。上記製造方法の正否を問う評価は、出来上がった球状ユニットの真球度(寸法公差)を基に行う。
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©  日本セラミックス協会 2009
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