日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 2P124
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アモルファス金属錯体法により合成したTi-Ta系酸化物の水分解光触媒能の評価
*山谷 倫央ペトリキン ヴァレリー垣花 眞人
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抄録
アモルファス金属錯体法を用いて、酸化物水分解光触媒Ca6Ti2Ta8O30, Sr6Ti2Ta8O30, Ba6Ti2Ta8O30, Sr3Ti4Ta4O21, Ba3Ti4Ta4O21, Ba3Ti5Ta3.2O21の合成を試み、その水分解光触媒特性を評価した。各試料に助触媒としてPtを担持し、紫外光照射下における水素生成活性を測定したところ、いずれの試料も1000 μmol / hを超える活性を示した。さらに、焼成条件とPt助触媒担持量の最適化を図ったところ、Ba3Ti4Ta4O21が焼成条件900℃-2 h、Pt助触媒担持量1 wt.%のときに、メタノール-水溶液から9673 μmol / hという非常に高い水素生成活性を示した。
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©  日本セラミックス協会 2009
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