日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 3A11
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Bi2SiO5添加(Sr,Ce)-Bi-(Ta,W)-O系強誘電体の強誘電特性と結晶構造の組成依存
井手本 康*室井 諒北村 尚斗
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キーワード: 強誘電体, 結晶構造
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抄録
当研究室ではこれまでに、SBTのSrサイトにCe、又はTaサイトにWを置換したSr0.8Ce0.2Bi2Ta2O9(SCBT),Sr0.8Bi2.2Ta1.95W0.05O9(SBTW)及びこれらにBi2SiO5(BSO),Bi4Si3O12を添加したバルク試料について、強誘電特性と結晶構造を検討してきた。本研究では新たに、CeとTaを同時置換した(Sr,Ce) Bi2 (Ta,W) 2O9(SCB2TW)及び、Bi過剰の試料(Sr,Ce) Bi2.2 (Ta,W) 2O9(SCB2.2TW)に注目し、その強誘電特性を評価した。また、これらにBSOを5mol%添加した試料を合成し、BSO添加が強誘電特性に与える影響について検討した。さらに粉末中性子回折測定を行い、Rietveld法により結晶構造を明らかにすることで、強誘電特性との関係について検討した。
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©  日本セラミックス協会 2009
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