日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2010年年会講演予稿集
セッションID: 2G07
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炭素とCa3Al2O6の添加が窒化アルミニウムセラミックスの透光性に及ぼす影響
*上玉利 修利ワンヌル シーダ本間 隆行黒木 雄一郎岡元 智一郎高田 雅介
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抄録
窒化アルミニウム(AlN)セラミックスは、6.2 eVものワイドバンドギャップを有していることから、紫外、可視、赤外領域において無色透明であり、透光性セラミックスとして期待されている。本研究では、炭素とCa3Al2O6を添加し、窒素雰囲気中1850~1900℃で5~10 hの焼成を行い、AlNセラミックスを作製した。その結果、1850℃で5 h焼成を行い作製したAlNセラミックスにおいて、炭素の添加量の増加に従い光透過率が増加したことから、低温焼成において高い透光性を有するAlNセラミックスが得られる可能性が示唆された。
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©  日本セラミックス協会 2010
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