日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 1P040
会議情報

チタンにおけるタンパク質吸着と表面諸特性
*植田 純平大町 祐紀大津 直史菅野 亨多田 清志堀内 淳一
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
チタン表面におけるタンパク質吸着挙動に対するチタン酸カルシウムコーティング(CT)の修飾効果を、3つの因子、表面粗さ、表面疎水性、タンパク質と表面静電作用に着目して調べた。CTコーティングにより、ウシ血清アルブミン(BSA, pI4.8)及び卵白リゾチーム(LSZ, pI11.2)の吸着量はともに48~62%減少した。これは、表面粗さRrmsの192nmから138nmの減少に加え、水の接触角が60°から40°に減少したこと、すなわち疎水性の低下に起因する。一方、CTコーティングにより表面電荷はより負に帯電することがわかり、このことより負に帯電しているBSAに対する正のLSZ吸着量の割合 LSZ/BSA比は、3.8から5.2に上昇した。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2011
前の記事 次の記事
feedback
Top