日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 1PS06
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低温焼結助剤の添加とビーズミルによるCNT分散Si3N4セラミックスの高強度化
*松岡 光昭吉尾 紗良多々見 純一脇原 徹米屋 勝利目黒 竹司
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抄録
絶縁体である窒化ケイ素(Si3N4)セラミックスに、カーボンナノチューブ(CNT)を分散させることにより導電性を付与できることが報告されている。しかし、CNTは高温でSi3N4等と反応して密度や強度を低下させることから低温焼結が必須となる。また、CNTは破壊源となりうる凝集体を形成しやすく、高強度化のためにはCNTの均一分散が必要である。そこで本研究では、Si3N4の低温緻密化を促進することが報告されているHfO2を焼結助剤としてSi3N4-Y2O3-Al2O3-AlN系に添加し、ビーズミルを用いてCNT分散Si3N4セラミックスを作製し、高強度化を図ることを目的とした。ビーズミルと低温焼結助剤を組み合わせることにより、GPS後から緻密化が進行し、従来のCNT分散手法であるボールミルで作製した試料よりもCNTの添加量によらず高強度化を達成できた。これは破壊源として働くCNTの凝集体が、ビーズミルにより解砕されたためである。
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©  日本セラミックス協会 2011
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