抄録
これまでに我々は、硝酸塩および硫黄を原料として、水熱条件下で合成した銅添加ヒドロニウムアルナイト((H3O)Al3(SO4)2(OH)6 : Cu)が波長約420 nm付近にピークを有する青紫色の発光を示すことを見出した。今回、硫酸アルミニウム十四水和物および硫酸銅五水和物を原料として、(H3O)Al3(SO4)2(OH)6 : Cuを合成した。XRDの結果から、得られた生成物は(H3O)Al3(SO4)2(OH)6 : Cuであることを確認した。フォトルミネッセンスを測定したところ、波長420 nmにピークを有する発光を示していることがわかった。硝酸塩および硫黄を原料として合成したものと比較したところ、発光強度は約5倍大きいことがわかった。