日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 2H23
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オレイン酸被覆水熱成長法によるブルッカイトナノ結晶の合成と光触媒活性評価
*大野 幸亮冨田 恒之小松原 幸弘谷口 貴章勝又 健一松下 伸広小暮 敏博岡田 清
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抄録
ブルッカイト型酸化チタンは、ルチル型、アナターゼ型に比べ合成が困難であるために研究報告が少なく、そのナノ粒子については合成も含めて挑戦的な研究テーマであるといえる。本研究ではオレイン酸被覆水熱成長法により、結晶性の優れるブルッカイトナノ粒子の合成に成功した。得られた粒子は4つの{210}面、2つの{001}面そして小さな{111}面に囲まれたキュービック状の結晶であった。オレイン酸が特定の面に特異吸着することにより、この様な独特の形状をしたナノ粒子が得られたと考えている。また、これらの粒子は極性/無極性溶媒の両方に分散する両親媒性を有しているため、無機基板のみならず有機基板の適用も可能であり、これらに塗布したナノ粒子が高い光触媒活性を示すことを確認している。
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©  日本セラミックス協会 2011
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