日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2011年年会講演予稿集
セッションID: 1I25
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LiTaN2の計算手法による探索と合成
*三浦 章米崎 功記武井 貴弘熊田 伸弘Wessel MichaelDronskowski Richard
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抄録
第一原理計算は新物質の結晶構造の予測に使われているが、その合成経路の予測はあまり行われていない。窒化物の層間反応に関する報告は酸化物に比べると非常に少ないものの、近年層間反応を用いたFexWN2 とAgTaN2の合成が報告されている。デラフォサイト型層状窒化物ATaN2(A:Na, Cu, Ag)は合成されているが、LiTaN2は報告されていない。そこで本研究では、新規層状窒化物であるデラフォサイト型LiTaN2 の結晶構造と層間反応での合成経路の予測を第一原理計算によって行った。第一原理計算によって熱力学的に起こりえると予測された反応を用いてLiTaN2の合成を行い、XRDによりその格子定数を求めた。
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©  日本セラミックス協会 2011
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