日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2011年年会講演予稿集
セッションID: 2P170
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シリカ粒子表面の疎水/親水ナノコーティングおよびエタノール吸着特性
*大幸 裕介舩岡 達也矢澤 哲夫神 哲郎
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抄録
植物資源(バイオマス)を原料とする燃料用バイオアルコー ルは,石油代替エネルギーとして注目され,今後もさらに世界各国 で生産量を増加させる計画が進められている。酵母による発酵法で は,濃度4~10 重量%のアルコールが得られるが,車載用燃料な どとして利用する場合,エタノールを99.5 重量%程度にまで濃縮 する必要がある。現在のところ,バイオアルコールの濃縮には多量 の熱エネルギーを必要とする蒸溜法を用いており,少ないエネルギ ーで高効率に水とアルコールを分離する技術の確立が強く求めら れている1)。エタノールは水と任意の割合で混合するものの,アル キル鎖のために疎水的な性質を有する。本研究では,液相ナノコー ティング技術である交互積層(LBL)法を用いて,シリカ粒子の表面 に全フッ化スルホン酸高分子(Nafion)超薄膜をコーティングした疎 水性シリカ粒子を作製し,この粒子を利用した水⁄アルコールの高 速分離について検討している。ここでは,得られた疎水性シリカ粒 子表面へのエタノール吸着量およびアルコール分離特性などにつ いて報告する。
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©  日本セラミックス協会 2011
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