抄録
Pb(Mn1/3Nb2/3)O3-PbTiO3-PbZrO3の固溶体を作製し、圧電特性、強誘電特性、キュリー温度の評価を行った。XRD結果より、固溶体の結晶相はPMnNの増加に伴い正方晶から菱面体晶へ変化した。d33はPMnN/PT/PZ = 0.085/0.4475/0.4675のとき最大の157 pC/Nを得た。kpも同組成において最大の34%を示した。QmはPMnNの増加に伴い明瞭に増加する傾向を示した。0.110/0.440/0.450のとき最大の890に達した。これまでに得られた実験データ(d33 = 157 pC/N,Qm = 695,kp = 34%,ε33Tε0 = 622,tanδ= 0.521%,Tc = 353℃)に基づき、至適組成は. PMnN/ PT/PZ = 0.085/0.4475/0.4675と判断される。