日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 1P028
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Nd添加チタン酸バリウムの水熱合成におけるKOH濃度の影響
*菱川 翔太佐藤 栄介橋新 剛小島 一男玉置 純
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抄録
現在、BaTiO3系の物質は様々な方法で合成され、特異な電子材料として多く利用されている。近年では、より高結晶化、微粒子化を目指して水熱合成を用いた研究が国内外で行われている。過去の研究からNd-BaTiO3においてはNd添加量が0.35 mol%でPTC特性が最も良くなる事が分かっている。本研究では、水熱合成時に溶媒として用いるKOH水溶液の濃度がNd-BaTiO3の格子定数及び電気的特性(PTC特性)に及ぼす影響をXRDパターンから調べた。格子定数はKOH濃度が高いほどa軸が減少しやすい傾向にあることが分かった。
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©  日本セラミックス協会 2012
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