日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 1P097
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合成ペプチドを触媒としたシリカハイドロゲルの合成と応用 その2 ゲル内への酵素カプセル化とその活性評価
*川地 佑樹釘宮 愼一加藤 且也
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抄録
酵素の高活性は一般に緩やかな条件下で得られるが、熱や有機溶媒などの厳しい条件下であると、活性を消失する。そこで、酵素をゾルゲル法でシリカゲル合成時に同時封入し、酵素をシリカゲルでコーティングすることで、酵素の触媒活性を保持することが可能となる。しかし、封入する際に、酸・塩基を触媒として使用するため、ゲル内で酵素活性を保持することは極めて困難である。そこで本研究では合成ペプチドを加水分解・重合用触媒とし利用することで、中性下でゲルを合成すると同時に酵素をゲル内にカプセル化することで、ゲル内酵素活性を保持することを目的とした。
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©  日本セラミックス協会 2012
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