日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 1P155
会議情報
ミリング法による金属-黒鉛複合粒子の創製と接合界面の評価
*本塚 智森永 正彦多賀谷 基博生駒 俊之吉岡 朋彦許 哲峰田中 順三
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
粉末冶金法において、金属粒子(純鉄粒子や純銅粒子など)へ合金成分(黒鉛粒子)を混合して、複合粒子が創出される。金属粉と黒鉛粉は比重差が大きく、単純に混合する方法では、比重分離し、複合体としての均一性が保てない。そのため、有機バインダや熱拡散結合によって両者を複合化し、分離を防止する方法がなされている。しかしながら、これらは炉内汚染やエネルギー効率悪化の原因となり、バインダや熱拡散を用いない金属-黒鉛複合粒子の製造法が求められている。本研究では、その複合化技術としてミリングプロセスを用いて、金属-黒鉛の複合粒子を創製し、その界面状態を評価した。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2012
前の記事 次の記事
feedback
Top