日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 2K08
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鉛含有化合物およびガラスにおける歪んだPbOx多面体の電子状態解析
*高柳 哲也崎田 真一紅野 安彦難波 徳郎
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キーワード: DV-Xa, 鉛含有化合物, PbBiO2I
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抄録
鉛含有ガラスは低融点、高屈折率、絶縁性、化学的耐久性などの特徴を有しており、主に光学材料、X線遮蔽ガラス、封着ガラスなどに利用されている。しかし近年、鉛は人体及び環境に悪影響を及ぼすことから、鉛を含まない代替材料の開発が急がれており、スズやビスマス、テルルなどの元素が利用され、ガラスの組成や物性探索に関する研究開発と共にそれらのガラス系の置換が進められている。一方で、揮発性の放射性廃棄物を固化処理する目的で利用される鉛ホウ酸塩系ガラスのように、その優れた特性を代替することが困難な材料も存在する。本研究では、ガラスを含む鉛含有化合物のPb周囲の配位構造に着目し、PbOx多面体の電子状態をDV-Xα法により解析することを目的として、結晶構造やガラス構造モデルに基づいたクラスター計算を行った
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©  日本セラミックス協会 2012
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