Progress of Digestive Endoscopy
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症例
静脈硬化性大腸炎の1例
斉藤 和子猿谷 真也田中 優子鈴木 秀行丸橋 恭子鷲田 雄二
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キーワード: 静脈硬化, イレウス
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2004 年 65 巻 2 号 p. 102-103

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抄録
 症例は63歳,男性。主訴は腹痛,嘔気,嘔吐。腹部X線とCTでイレウスの所見と上行結腸周囲の石灰化が認められた。大腸内視鏡では右側結腸の粘膜が暗青色を呈しており,生検の病理所見では粘膜内の毛細血管周囲に膠原線維の沈着を認めた。静脈硬化性大腸炎と診断し,イレウス管挿入など保存的治療のみで軽快した。本症は,現在までの報告が60例と稀な疾患であり,今回,保存的治療で軽快した典型的な症例を経験したため報告する。
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© 2004 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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