Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
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症例
保存的に経過観察しえた虚血性胃症の1例
村松 誠司川辺 晃一山田 拓郎新田 宙石川 文彦山下 純男諏訪 敏一千島 丈一草野 元康
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2008 年 72 巻 2 号 p. 56-57

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抄録
 症例は74歳,男性。吐血,下血,強い腹痛にて緊急入院,緊急上部消化管内視鏡検査にて胃全体にびまん性の潰瘍・びらんを形成し,易出血で高度な浮腫を伴う虚血による所見を認めた。基礎疾患に心房細動があり,血液検査では線溶系が亢進し,腹部CT検査では胃壁の浮腫による肥厚を認めた。造影CTでは腹腔動脈に閉塞は認めず,血流再開により胃梗塞・穿孔性腹膜炎には至らず保存的加療にて軽快した。
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© 2008 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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