2024 年 66 巻 3 号 p. 124-129
神奈川歯科大学附属病院では,2020年より認定試験に合格し口腔清掃用品への一定の知識を有する職員に対し「ハブラシコンセイエⓇ」を認定している。ハブラシコンセイエⓇの活動は,従来行ってきた口腔清掃指導だけではなく,患者が日常に使用する口腔清掃用品の選択に際して積極的な情報提供を行うことである。
本認定後のハブラシコンセイエⓇの意識の変化を,アンケートにより調査した。その結果,「清掃用品への意識が向上した」,「自身の知識の向上につながった」,「本制度は病院職員に対する教育効果がある」という回答が60%以上の回答者から得られた。さらに,ハブラシコンセイエⓇによる自主的な活動の広がりも認められる。
医療従事者として意欲的に学び続けることは,生涯学習において非常に重要である。ハブラシコンセイエⓇの認定にともない,多くの病院教職員の知識や意欲の向上につながった。