香川県立高松高等学校
1980 年 28 巻 2 号 p. 62-65
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高校物理で電磁波の指導に各種のダイオードや火花を使用した発振器が使われているが,この段階の生徒にとってダイオードや火花によって発振する原理を理解することが困難なため,電磁波そのものを理解するための大きい障害となっている.正,負に帯電した細長い導体を互に接触させると,クーロン力により電気振動が発生し,電磁波が放射される.この方法は高校生には最も単純で理解しやすい発振方法であり,機構的にも簡単で製作も容易であるので,高校物理の実験用として適当であることが明らかになった.
日本物理教育学会誌
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