2016 年 64 巻 3 号 p. 221-223
教師になってから現在までの経緯を軸に次の世代の皆さんに役に立つかもしれないことを書いてみた。様々な経験を経て,今それなりに充実した日々を送ることができている。物理をろくにしらないまま教師になった自分は(現在も大して変りないが)多くの人を頼り,支えられここまでやってきた。ここまでの歩みが正しかったかどうかはわからない。今に満足しているわけでもない,しかしもう交代の時期は過ぎている。これからの物理教育を担う皆さんがここから何か参考になることを拾っていただければ幸いである。