東京大学地震研究所
2008 年 71 巻 5 号 p. 318-323
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原子核写真乾板の技術を用いて火山体内部の透過像を撮影する全く新しいミュオンラジオグラフィ測定技術を開発した. その技術を用いて山体から比較的近い位置にミュオン測定器を設置, 数ヶ月間の観測で浅間山, 昭和新山の火道を高い空間分解能でイメージングすることに成功した. 火山体という厳しい環境下における観測を行うに当たり, 軽量, 安価, そして電力消費を要しない写真フィルムが担う役割は極めて大きい.
日本写真学会会誌
Bulletin of The Society of Scientific Photography of Japan
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