人工知能学会全国大会論文集
第36回 (2022)
セッションID: 3L4-GS-8-05
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イベント中心知識グラフによる人間生活を含む環境のサイバー空間への転写にむけて
*福田 賢一郎江上 周作鵜飼 孝典森田 武史大野 美喜子北村 光司QIU YUE原 健翔古崎 晃司川村 隆浩
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抄録

実世界に埋め込まれた人間中心AIへの期待が高まっているが、高齢者支援や子供の見守り、家庭向け汎用ロボットなどの応用では外部の事実的な知識以外に、何が起きたのかというイベント中心知識が必要である。 我々は、推理小説を対象として、出来事(イベント)を単位として、全体をその列としてモデル化(イベント中心知識グラフ)を行ってきた。 また、サイバー空間における人のふるまいを家具や部屋などの住環境を含めてイベント中心知識グラフで表現するVirtualHome2KGを開発してきた。 一方、イベント中心知識グラフを用いて、生活における危険性の推論、安全に生活するための改善案を導出する推論システムの開発も行っている。 そこで本研究では、これまでの研究を踏まえて、日常的には発見しにくいリスクの発見や、家庭内生活支援ロボットのプランニングの高精度化を可能にする、イベント中心知識グラフのスキーマを検討し考察する。 さらに、VirtualHome2KGを用いて知識グラフで表現された人の生活情報をサイバー空間でエミュレートして、動画理解の技術開発を推進する良質なデータセットの提供を目指す。

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© 2022 人工知能学会
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