実践政策学
Online ISSN : 2189-1125
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つくば市における宅配便の利用実態と再配達依頼の規定因
配達人とのコミュニケーションに着目して
宮谷台 香純谷口 綾子
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2020 年 6 巻 1 号 p. 79-86

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抄録
本研究では、宅配便の利用実態と再配達を依頼する人の心理的背景および荷物受け取り時の配達人とのコミュニケーション・受け取り環境の関係性を明らかにすることを目的とした。2018年7月~8月、茨城県つくば市において市役所職員を含む825名を対象に、宅配便の利用、再配達と宅配ロッカーに関する意識、配達人とのコミュニケーションに関するアンケート調査を実施した。その結果、宅配ロッカーがほとんど設置されていない時点におけるつくば市内の宅配便の利用実態や再配達に対する意識が明らかとなった。また、共分散構造分析により、再配達率と再配達への意識や属性、受け取り環境などとの関係性が明らかとなった。これにより、再配達を削減するには、受け取り環境の改善と受け取り手のニーズに合った受け取り方法の提案、およびコミュニケーションツールによる心理的な変化の必要性が示唆された。
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© 2020 実践政策学エディトリアルボード
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