抄録
ITの発達によって様々なビジネスモデルが生み出されている。最も抽象度の高いものの一つにVRM(Vendor Relationship Management)がある。VRMの概念はユーザニーズの実現の上で優れるが、具体的な仕組みはまだ存在しない。一方、VRMの概念を実現した近いものにfacebookやLinkedinなどがある。その中でも、facebookが今日、最も利用されているものの一つであることから、本研究では個人のfacebookの利用の仕方に基づいて、VRMの利用可能性を考察する。facebookの日本とインドネシアの利用の差を測定することでVRMの利用可能性を検討する。