産業応用工学会全国大会講演論文集
Online ISSN : 2424-211X
2017
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赤外線センサとアナログ回路の動的再構成による屋内3事象の統一的な検出方式
*末松 徹也*高市 康伸*山脇 彰
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 13-14

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抄録
水道の締め忘れ,照明やコンロの消し忘れは,水道代や光熱費などの高騰やコンロの場合、火事につながる可能性がある。それらを知らせるためにそれぞれの事象に個々の装置が提案や開発されている。しかしながら、それぞれの事象に個々の装置を製造するとした場合,生産コストや設置コストが高くなる。このような問題を解決するために,私たちは時分割で光センサを用いてアナログ回路の動的再構成を行うことにより,単一の装置で3つの事象を検知することができる方式を提案し、試作機上での実動作の確認を行う。水道の検知の場合赤外線センサとフォトトランジスタを向かい合わせに設置する。赤外線LEDを点滅させ、水道の蛇口の下を通って、フォトトランジスタが赤外線を受け取る。もし水が流れているとき、フォトトランジスタは強い赤外線ではなく、弱い赤外線を受け取ってしまう。2つの閾値を使ってそれぞれの場合を比較することで、水道が流れていないときか水道が流れているときか水道は使用中であるときか、検知することができる。照明の場合、照明からの赤外線をフォトダイオードで受け取り、そのフォトダイオードの出力をフィルタリングや増幅した後に閾値電圧を用いることで、照明がついているときか照明が消えているときか判別する。コンロの場合はフォトトランジスタを点火プラグ付近に設置し、フォトトランジスタの出力を閾値電圧と比較することでガスコンロがついているときか消えているときか判別することができる。そして実験の結果より、私たちはアナログ回路の動的再構成により、単一の装置で蛇口の締め忘れ、コンロと照明の消し忘れに起因する3つの事象を検知することを示した。
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© 2017 一般社団法人 産業応用工学会
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