抄録
本研究では、3Dスキャナーや3D-CADソフトウェアなどのデジタルツールを活用し、熟練職人の技術に依存しない砥部焼の鋳込み成形製造工程を開発することを目指します。この手法により、複雑な形状や高精度の製品を効率的に量産し、生産性を向上させます。まず、原型デザインを3Dスキャナーでデジタル化し、NC加工機で石膏型を製作しました。その後、鋳込み成形法で成形体を作り、乾燥後に素焼および本焼を行いました。この結果、砥部焼の製造プロセスを革新し、伝統工芸品の価値を守りつつ、新しい価値を創出することができました。