抄録
近年,プライバシー保護の観点から,画像を取得しないアンビエントセンサを用いた人物検出手法が注目されている。本研究では,温度センサアレイによる人物有無判定結果から人物イベントを抽出し,対応する超音波距離データを時系列で解析する手法について検討した。温度データを用いてRandom Forestによる人物有無判定モデルを構築した結果,96.4%の判定精度を得た。また,抽出した人物イベントに対応する超音波距離データを解析した結果,人物の検出開始時および終了時に距離変化が確認され,人物イベントと距離情報との対応付けが可能であることを示した。