抄録
土木学会調査団は, 地域特性に着目して, 489galの最大加速度が観測されたCTI福岡ビル (中央区大名2丁目) を中心とした赤坂~薬院付近の被害状況をK-NET福岡地震波観測点付近の被害状況とを比較した. その結果, 警固断層近傍の赤坂~薬院では, 最大加速度, 構造物の被害程度とも, K-NET観測近傍に比較して大きな値が得られた. このような, 差異が発生する要因としては, 断層の西側では基盤面が浅く, 東側では基盤が深くなっており, 断層近傍で地層の特性が異なっているためと考えられる.