環境システム研究論文集
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東京都区部における水害リスク認知の地域特性と情報活用に関する研究
坪井 塑太郎萩原 清子
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2004 年 32 巻 p. 383-389

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抄録
本研究は, 都市型水害に対する居住者のリスク認知の特徴を河川・水辺の地域特性と個人属性の双方から把握し, 近年重要性が指摘されているリスクコミュニケーションにおける「情報」による水害回避意向の認知構造を, 共分散構造分析を用いて検討した. その結果, リスク回避 (水害回避意向) には情報の介在と充実が重要であることが確認されたが, 具体的情報手段の一つである「ハザードマップ」については, 現状では充分な認知が得られておらず, 情報提供の方法論的課題が残されていることを指摘した. また, 水害リスクに対しては, 現在, 溢水をある程度容認しながら流域単位での防御を目指す「総合治水対策」が展開される中においても, リスク受容意識よりもハード整備依存の傾向が高いことが示された.
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© 社団法人 土木学会
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