抄録
マイクロメカニズム分野の進展に伴いマイクロモータの開発の進み、いま、マイクロ減速機の開発が始り、その性能試験が必要性になった。微小な動力を扱うマイクロ減速機の効率測定には、純力学的方法が確実で有効である。歯車減速機の場合は、駆動側と負荷側のトルクを精密に測定すればよい。駆動側には浮動ケーシング·モータを、負荷側にはプローニーブレーキを使い、両者のトルク測定腕を天井に固定支点を持つ天秤の腕にリンク結合したマリオネット式にすれば軸受抵抗損失が著しく軽減でき、トルクの連続的測定もできる。このような効率測定装置を設計、試作し実測を行なってみた。その成果、性能、問題点等につき報告する。