抄録
研究はNC旋盤を用いCBN工具で焼入れ鋼の2次元旋削を行い、生成される切り屑の外観と形態を観察した。被削材はSKS3焼入れ鋼を用い、中空にしたパイプ形状(直径99mm 厚み1.5mm)のものを用いた。また、工具の上すくい角を0度にすることで2次元旋削を可能とした。切削スピードは50m/min~250m/min、送り速度は0.05~0.3mm/rev範囲である。その結果、切削速度、送り速度(切込み量)、被削材硬度の変化に伴う切り屑形態の変化が明らかとなり、切削速度、送り速度、被削材硬度が高くなるに連れてのこ刃状の切り屑が発生することが確認された。