抄録
近年,商品サイクルの短縮に伴う開発期間短縮及びコスト削減の要求がより一層強くなっている.開発においては試作金型や試作品の製作工程に多くの時間を要している.RPの一種であるSLS(Selective Laser Sintering)は金属造形が可能であり,複雑形状の加工を短時間で行うことができ,近年注目されている.本研究で扱うSLSでは成形物の密度を増すために熱処理を行うが,この工程がSLSにおいて最も時間を要している.RPの性質上,時間短縮は必要であるが,熱処理工程の短縮に必要となる条件は一般的には理解されていない.本研究はSLSにおける熱処理工程短縮における基本的な条件を求めるものである.