抄録
本報では、著者らが前報までに提案したサービスのモデリング及びこれに基づくサービスの評価手法に対し、新たに数理的な構造化手法を導入することにより、より直観的かつ緻密なサービスの評価モデルを提案する。本手法では、サービスの構成要素間の関連を構造化手法に従って分析し、サービスにおける価値とコストの両面を同時にQFDのマトリクス上に表現する。これにより、多重構造を有するサービスの構成要素に対して、定量的な評価値を得ることを可能とした上で、さらにこの結果をサービスの設計指標とする方法について述べる。