精密工学会学術講演会講演論文集
2005年度精密工学会秋季大会
セッションID: G69
会議情報

射出成形と塑性加工の高機能化(2)
金属光造形金型による射出成形の成形精度向上
*末廣 栄覚米山 猛香川 博之大原 功阿部 諭宮丸 充
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
金属粉末のレーザ焼結による積層造形とミーリングを複合した金属光造形複合加工を用いて射出成形金型を製作すれば,冷却管を任意の場所に配置でき,樹脂の冷却促進とそりの低減につなげられる.本研究では,熱のこもりやすいリブ形状成形品のリブ間に冷却管を配置し,その効果を実験により調べた.その結果従来の金型に比べそりを低減できることを確認した.さらに射出成形シミュレーションを用いて樹脂温度とそりを解析し,金型設計に対して有効であることをみいだした.
著者関連情報
© 2005 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top