精密工学会学術講演会講演論文集
2005年度精密工学会春季大会
セッションID: A39
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三次元造形(2)
金属光造形複合加工法を利用したエアベント金型の研究
(第1報)通気性構造を有する金型の基礎的実験
*小島 道雄鈴木 裕楢原 弘之是澤 宏之
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抄録
金属光造形複合加工法は,レーザー焼結と輪郭高速切削を交互に行う加工法である.通常の切削加工では不可能な深溝加工が可能であり,金型製作に有利な特徴を有しているが,深溝形状の射出成形では,圧縮された金型内残留空気による樹脂焼けや樹脂未充填が発生する.本研究では通気性を有する構造に造形し,これを金型に適用することで金型内残留空気の型外排出を行い,上記の成形不良の問題を低減するエアベント技術の研究を行う.
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© 2005 公益社団法人 精密工学会
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