精密工学会学術講演会講演論文集
2006年度精密工学会秋季大会
セッションID: G68
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工作機械の高速高精度化(2)
パラレルメカニズム工作機械における変形誤差に関する研究(第1報)
変形誤差補償機能の開発
*松下 哲也安藤 知治上野 浩
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抄録
パラレルメカニズム工作機械の主な運動誤差要因として,機構パラメータの誤差の他に,重力などの外力による変形誤差が挙げられる.この変形誤差は主軸頭が大きく傾いた場合に大きくなり,工具長が長い場合にも拡大され無視できなくなる.そこで,静力学と構成要素の各剛性値を用いて変形誤差をモデル化し,アクチュエータ指令値を補正することで工具先端の位置および姿勢を補償するシステムを開発し,精度向上を実現した.
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© 2006 公益社団法人 精密工学会
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