精密工学会学術講演会講演論文集
2007年度精密工学会春季大会
セッションID: A13
会議情報

大規模ボリューム処理に関する研究
第一報 Out-of-Core法による距離場生成手法
*道川 隆士辻 研一郎鈴木 宏正
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
本報では、大規模なボリュームモデルから距離場を生成する手法を提案する。本手法は、ボリュームモデルをクラスタと呼ばれる小さなボリュームモデルに分割することから始まる。そしてクラスタに対して局所変換 (LDT) とクラスタ間伝播 (ICP) を繰り返し行うことで距離場を計算する。さらに我々は、LDTとICPの実行回数ができるだけ少なくなるようなLDTの順序決定アルゴリズムを提案する。本報では、10億セル以上もある大規模ボリュームモデルに対して距離場が計算できることを示す。
著者関連情報
© 2007 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top