精密工学会学術講演会講演論文集
2008年度精密工学会秋季大会
セッションID: I15
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静電誘導給電法を用いた微細放電加工の加工安定性
*小谷野 智広国枝 正典
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抄録
マイクロ放電加工においては,容易に微小な放電エネルギーが得られるという理由で,一般にRC回路が用いられている.しかし,デューティファクタを大きくできないため,加工速度が遅い.一方,静電誘導給電を用いた放電加工法であれば,一定周期のパルスごとに原理的に放電は1度しか生じないため,異常アーク放電が生じにくい.従って,パルス周波数を高くできるため,RC回路よりも加工速度を速くできる可能性がある.
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© 2008 公益社団法人 精密工学会
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