精密工学会学術講演会講演論文集
2008年度精密工学会春季大会
セッションID: A16
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概念設計における機能要件と空間制約に基づく製品設計手法(第3報)
機能/手段ツリーを用いた設計の定量的要件の決定
*鍋野 正幸小林 正和東 正毅
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抄録
概念設計において機能構造が構築され,また製品構造が大まかに決定されるが,これらは後の工程に大きな影響を持つ.しかし,既存の設計支援システムは概念設計における工程を支援できない.そこで本研究では,既存の機能と形状の対応を積極的に再利用しながら,トップダウンに機能構造構築と形状設計を並行して行う概念設計支援システムの開発を行う.本報では,機能ツリーにおける縦と横の定量的なつながりを定義し,それを利用して構築された製品構造に要求される定量的な設計要件の決定を支援するシステムを提案する.
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© 2008 公益社団法人 精密工学会
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