精密工学会学術講演会講演論文集
2008年度精密工学会春季大会
セッションID: D77
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フィラ高率混合粉体の焼結積層造形における分解能向上に関する研究
フィラの熱的特性の影響に関する実験的考察
*大泉 俊輔新野 俊樹
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抄録
筆者らは生体吸収性樹脂に水溶性の無機塩を高い配合率で混合した粉末のSLS造形を行うことにより,空孔率が高く微細流路構造を有する組織工学用の担体を作成することを目指している.これまでの研究で,空孔率を高めるためにフィラの配合率を大きくすると余剰焼結が大きくなり,流路の微細性を維持できなくなるという問題が分かっていた.本報では,フィラの熱的特性が造形品の微細性に及ぼす影響を実験的に検討した結果を報告する.
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© 2008 公益社団法人 精密工学会
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