精密工学会学術講演会講演論文集
2008年度精密工学会春季大会
セッションID: F80
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差動ボールねじを用いたミリストローク超精密位置決め
同軸二重差動ボールねじの試作
*深田 茂生石部 陽雅藤森 俊光宮島 惇本橋 茂之田村 保幸
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抄録
本研究は,1 mm程度のストロークにわたってナノメートルレベルの分解能を持つ位置決め機構を,差動ボールねじを用いて実現することを目的とする.前報までに,直列型の差動ボールねじを用いた位置決め機構について検討を行ってきたが,装置全体が長大になるという欠点があった.そこで本報では,わずかにリードの異なるボールねじを同軸上に二重に配置した同軸二重差動ボールねじを提案し,試作結果について述べる.
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© 2008 公益社団法人 精密工学会
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