精密工学会学術講演会講演論文集
2010年度精密工学会春季大会
セッションID: E32
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散乱型近接場顕微鏡によるテラヘルツ自然放出光の超解像イメージング
*梶原 優介小坂 圭史小宮山 進
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抄録
あらゆる物質は分子振動やフォノンに起因する電磁波(主にTHz波)を自然放出しており,それらを高感度・高分解能で捕えることは物質自身のダイナミクスを映し出すことと等価である.我々は以前,世界最高感度のTHz検出器(CSIP)を導入して顕微鏡を開発し,分解能25ミクロンを達成した.本報では散乱型近接場顕微鏡を構築し,照射光源を使わずにTHz自然放出光の超解像イメージングに成功したので報告する.
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© 2010 公益社団法人 精密工学会
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