精密工学会学術講演会講演論文集
2011年度精密工学会秋季大会
セッションID: M01
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高粘度ER流体の硬化現象についての検討
*西出 拓寺阪 澄孝三井 和幸櫻井 宏治安齊 秀伸
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キーワード: ER流体, 高粘度ER流体
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抄録
電界印加により、粘性を自在に変化させる現象をER効果と呼び、ER効果が発現する流体をER流体と呼ぶ。現在ER流体はクラッチなどへの応用が期待されている。本研究ではER流体の問題点であるER粒子の沈降・凝集を抑制した高粘度ER流体を開発した。本流体は、一般的なER効果とは異なり、流体全体が硬化するような現象が見られた。従来のER効果に加え、この現象を利用できれば、機器への応用の幅が広がる事が期待できる。そこで本研究では、この硬化現象に影響を与えるパラメータに関する検討を行った。
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© 2011 公益社団法人 精密工学会
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